矯正治療と部活①

 

矯正治療を受けたいけれど、部活は今まで通りにできるのかな・・・?

習い事があるけれど、矯正治療って影響はないの?。

 

今日は、矯正治療と部活についてお話しします。部活とひとことで言っても様々な部活がありますよね。文化部と運動部に分かれますが、矯正治療に関わってくるのはおおむね吹奏楽部と合唱部、そして運動系の部活です。まず、文化部を見てみましょう。

 

【吹奏楽部】

 ワイヤー装置が表側についている場合、唇を当てて震わせるような金管楽器の演奏が難しくなる場合があります。ワイヤーが裏側についている場合は木管楽器の演奏が難しくなる場合があります。

 

【合唱部】

 マウスピースタイプや裏側に装置が着いていると、発音や舌の動きに影響が出て歌いにくい(もしくは発音しにくい)場合があります。可撤式(取り外し)の装置はその時だけ外すことで解決できますが、装着時間に影響が出ます。

 

楽器を演奏する際に、最初から選択の余地があるのであれば、影響の出にくい楽器を選ぶことをお勧めします。もし演奏したい楽器が決まっているようでしたら、影響の出にくい矯正装置を選択できるよう、矯正歯科医にご相談ください。実際の患者さんのお話しでは、パートを替わったというケースもあるようです。