2021/07/24
前回は舌につく舌苔のお話を少ししましたね。舌苔は口臭のもとになりますが、舌は柔らかい組織なので、どういうふうに磨けばいいか分からない方も多いかと思います。
そこで今日は、舌の正しい磨き方についてお話しします。
1 朝起きて舌苔が付いているかチェック
舌苔は、時間帯や体調などによって付きぐあいが変わることがあります。朝起きて舌を鏡
で確認し、もし舌苔があるようであれば起床時に舌磨きを行うと効果的です。
2 お口が乾いていたら、水でうがいし舌苔を柔らかくする
乾いた状態で磨くと舌が傷つきやすいので、あらかじめ水で濡らしておきましょう。
3 水で濡らしただけの柔らかめのハブラシまたは舌ブラシを使う
ハブラシを使用する場合は、柔らかい毛のものを使いましょう。
4 舌をできるだけ前に出す
舌の奥にも舌苔は付いています。ブラシが奥まで届くように、できるだけ舌を前に出しま
しょう。
5 奥から手前に、全体的に磨く
奥の方を磨くときには、吐き気が起こりやすいため、そっと撫でるように磨きましょう。
6 ブクブクうがいとガラガラうがいをしっかり行う
取り除いた舌苔を確実にお口の中から出すために、しっかりとうがいしましょう。