2021/10/17
佐野歯科医院では、患者さんに合ったハブラシを選ぶためのポイントなどをお話ししています。しかし、歯医者さんにかかっていない方や、通う時間が無い方は、どうやって選んだらいいか分かりにくいと思います。
今日は、お子さんのハブラシの選び方についてお話しします。
【0~2歳】
①ハンドル部分が曲がる・折れないもの
②ヘッドは子供の乳前歯2本分のもの
③毛の固さはかなり柔らかいもの
ちいさなお子さんには、自分磨きの習慣づけも大切ですが、何よりも事故が心配です。安全を考えた設計のものがおススメです。例えばLIONのクリニカキッズですが、ハンドル部分が柔らかく曲がるため、従来のものに比べて安全です。
【3~5歳】
①ハンドル部分が曲がる・折れないもの
②持ち手は握りやすく太め
③ヘッドは子供の乳前歯2本分のもの
④毛の固さは柔らかめのもの
お子さんがもう少し大きくなってきたら、自分で磨きたがるようになります。しっかり握ることが出来るような大きさ・太さの持ち手のものを選びましょう。また、ハブラシを口に入れたまま歩いて転ぶ場合もありますので、ハンドル部分が曲がる・折れないものの方が良いと思います。
【6~12歳】
①持ち手が握りやすいもの
②ヘッドは薄くて小さめのもの
③大人の前歯5~2本分の長さのヘッド
④毛の固さはふつうのもの
6歳臼歯が生えてくると、今までのハブラシでは届きにくくなります。そのためハンドル部分が少し長めで、奥にハブラシを入れやすいようにヘッドが薄いものがおススメです。特に歯の生え変わりが進んでいく時期ですから、虫歯になるリスクも高くなります。