2021/10/23
保険診療であれば、誰が治療を受けても保険点数が同じです。今日は、治療費について大体の目安をお話ししましょう。
【歯が無くなったところをブリッジにしたい】
一回目
・初診料
・レントゲン撮影
・形成+印象採得
・平行性測定
二回目
・再診料
・補綴物
・セメント代
・補綴物維持管理料
合計 約10,000円~
これまでの虫歯の治療と同様にレントゲン撮影による検査が必要になります。歯が無い部分を補うためのブリッジですが、保険診療ではブリッジが適応となる欠損と、ブリッジが適応ではない欠損があります。欠損部位の本数は何本か、また、その欠損部位を支える歯は何本残っているのかによって保険診療で治療できるかどうかが変わってきます。
また、複数の歯を削って土台にするため、きちんと平行性が保たれていないと完成したブリッジが入りませんので、その測定も行います。
型を取った後は、仮歯を入れることもあります。大体1~2週間でブリッジが出来上がりますので、二回目の来院時にセットすることとなります。
ブリッジについての費用を「10,000円~」としたのには訳がありまして、治す歯の本数や欠損部位の多さによってかなり大きく違ってくるからです。また、前装冠といって表面が歯の色をした材料で覆うのか、金属のままのブリッジなのかによって材料費に違いが出てきます。金属の素材によっても価格が変わります。
心配な方は、まず治療する前にどのくらいの費用がかかりそうかをお尋ねください。