2021/11/17
虫歯で命の危険があることをお伝えしましたが、いまいちお口の中と全身がつながらない、という意見もあると思います。
今日は、どうして虫歯が全身にとって悪いのかを簡単にお話しします。
まず、お口は食べ物の入り口です。また、鼻以外の外界と内部の門です。毒物を積極的に体内に取り入れる人はいませんよね。しかし、虫歯菌とは言ってしまえば毒物です。
細菌の中でも、人間の体に対して有害なものが虫歯菌や歯周病菌です。虫歯を放置していると、その虫歯菌が血液中を通り、全身に毒が回るのです。
・脳に移動⇒脳梗塞
・心臓に移動⇒心筋梗塞
⇒心内膜炎
・血液中に増える⇒敗血症
・肺へ移動⇒肺炎
このように、虫歯で穴があいたままの歯をずっと放置していたり、歯の治療をした部分の歯茎が不自然に腫れたりしたのを放置すると危険です。たかが虫歯と思わずに、早め早めに対処しましょう。