MFT(口腔筋機能療法)①

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皆さんの歯並びはキレイですか?

もし少しだけデコボコがあったり、隙間がある場合には、自分で舌や口唇を鍛えることでキレイにできるかもしれません。

今日は、Oral Myofunctional Therapy、略してMFTという口腔筋機能療法についてです。

 

前回少しお話ししましたが、口周りの筋肉は歯並びに影響を与えます。

口腔筋機能療法(MFT/ORAL MYOFUNCTIONAL THERAPY)とは、

お口まわりの筋肉のバランスを整え、歯並びを乱す原因を取り除く療法です。

 

お口まわりの筋肉のバランスがくずれると、さまざまな歯並びの乱れを引き起こします。

その改善のために舌や口唇、頬などの口腔顔面筋のトレーニングを行って筋肉の調和をはかります。

 

【舌先を上顎につける訓練】

・舌の先端を、上顎前歯から1cmほど後方につけます

・最初は鏡を見て練習しましょう

・舌の先端が丸まらないようにします

 

【舌全体を上顎につける訓練】

・舌の先端は上顎前歯から1cmほど後方に付けます

・上顎に舌を吸い付け、その後離すことによりポンと音を出します

・舌を離すときは真下に落ちるようにすると良いです

・上顎に舌を吸い付けている時、舌のヒモが伸びているのを鏡で確認しましょう

 

【舌のサイドの筋肉を鍛える訓練】

・歯を咬み、舌の両脇から空気を吸うようにしてチェッチェッと音を出します

・舌の先端は上顎前歯から1cmほど後方に付けたままです

 

*MFTは上手くできているかを歯科医師や歯科衛生士に確認してもらいましょう。