2022/11/22
半年に一回は歯科健診を受けることがおすすめですが、
人によっては毎月~3ヶ月に1度という方もいらっしゃるでしょう。
どうしてメンテナンスの間隔が違うのでしょうか?
①歯石が付きやすい
歯に歯石が付きやすい方がいらっしゃいます。すると歯周病リスクが上がります。
この場合はこまめに様子を見て、歯石を取ってあげる必要があります。
②妊娠中である
妊娠中は歯周炎になりやすくなります。歯周病で細菌から出る毒素は胎児への悪影響が報告されています。
そのため、こまめにメンテナンスをしたり、ハミガキの仕方を確認する必要があります。
つわりによる歯へのダメージも見過ごせません。
③糖尿病などの全身疾患があり、コントロールが必要
いまや歯周病と全身疾患(糖尿病、心臓病、脳梗塞など)が関係していることが様々な研究から分かっています。
歯周病が悪化するとそれぞれの病気のリスクも上昇するため、コントロールが必要になります。
歯磨きがとても上手で、歯石も付きにくく、虫歯や歯周病が無い方は年に1~2度の受診で構いませんが、
上記にあてはまる方は歯科医院から通院頻度を多くするようにお願いされることもあると思います。
あくまでも患者さんが良い状態になるようにお勧めしているので、可能であれば通院してくださいね。