2022/12/13
先日、当院へお問い合わせがありました。
「最近他の県から越してきたのですが、矯正治療が途中です。
続きを診てもらうことはできますか?」
もちろん、治療の続きをおこなうことは可能です。ただし、気をつけなければいけないことがあります。
【矯正治療の引継ぎで問題になるポイント】
・どんな装置を使用しているか
・治療はどこまで進んでいるか
・治療のゴール設定はどこか
・前医からの返金はあるのか
矯正治療は基本的に保険が効かない自由診療になっています。
前の歯科医院でどのような治療をどのくらいまでされていたかによって、
引き継ぐ先生がおこなう治療の段階も変わってきます。
自費の料金設定は歯科医院によって異なるため、
前医に支払った金額の他に新たに高額な支払いが生じる可能性があります。
装置や治療法によってはいろいろな種類があるため、引継ぎが出来ない場合もあります。
例えば、前の医院で矯正治療が5割がた終わっていたとします。
引き継ぐ先生がそれを認め、残りの治療を引き受ける際に支払いはどうなるのでしょうか?
また、前医に返金を求めることは可能でしょうか?次回はこのことについてお話しします。