2022/12/16
「最近他の県から越してきたのですが、矯正治療が途中です。続きを診てもらうことはできますか?」
このようなケースがあった場合、歯科医院によって対応は様々です。
矯正治療は基本的に保険が効かない自由診療になっているため、
料金設定はそれぞれの医院によって異なります。
また、治療するにあたり同意書を作成するかと思いますが、
そこに「一度お支払いいただいた費用は原則としてお返しできません」と明記してあるところもあるでしょう。
【当院の場合】
・治療費を分割することで、途中で転院するようになっても困らないようにできます。
・治療の難易度で最大分割回数を決めています。
・返金対象となるのは技術料です。
・装置代は装着した時点で返金対象外です。
・転院を受け入れることは可能ですが、当院でお取り扱いのない矯正装置の場合は、
その装置によってお断りすることが考えられます。
・前医での治療の進度により、いただく技術料は変わります。
・日本矯正歯科学会の指針に沿って費用を決めています。
・転勤や引っ越しなどが予測される方には初めから技術料の分割支払いをお勧めします。
・近々(1年以内)引っ越しが予測されるような場合は、引っ越ししてからの矯正治療を
お勧めします(治療を開始しない方が良いと思われます)。
・治療途中で引っ越しが決まってしまった場合、引っ越し先の知り合いの矯正歯科をご紹介することで
患者さんに負担がかからないようにします。
上記は当院の例ですが、他院ではまた違うルールもあるかと思います。
転勤が急に決まってしまったような方は、まず今かかられている歯科医院に相談をしてください。