2023/02/17
虫歯予防・歯周病予防には歯磨きが重要。今日は歯磨きの基本講座です。
Q1. 子供用ハブラシはどう選べばいいの?
子供用ハブラシは、自分でしっかり握って磨けるように柄が短い物から選びましょう。
また、お父さんやお母さんが使う仕上げ磨き用も選び方がありますよ!
Q2. うがいが苦手で飲み込むのが心配
市販の歯みがき粉は飲んでも体に害を与えることはありません。フッ素の量も、
中毒になる量を取ろうとすると高濃度のフッ化物配合歯磨剤を何本も食べないと無理です。
子供用の歯みがき粉ではフッ素濃度が500ppm~1000ppm(0.05~0.1%)で、
急性中毒になるフッ素の量は2mg/kgですから、歯磨き粉のチューブが一本どのくらいの量かにもよりますが、
例えばLIONのこどもはみがき40gでフッ素濃度が500ppmであれば、
フッ化物の総量は40×0.05×0.01=0.02g(20mg)となり、
体重20kgのお子さんであれば新品の歯みがき粉をチューブ2本食べないと中毒になれません。
Q3. 虫歯予防のフッ素濃度はどれくらいが適切?
6か月~5歳 フッ素濃度500ppm
6歳~14歳 フッ素濃度1000ppm
15歳~ フッ素濃度1000~1500ppm