2023/07/16
咬み合わせが深いケースで、もう成長が無くなった、もしくはほとんど成長が残っていない年齢についての治療を書いていきます。成長期を過ぎると、取り外し式の機能的矯正装置では治療が難しく、効果を得にくくなります。今回はワイヤー矯正での治療です。
【固定式矯正装置による咬合挙上】
・歯に直接装置を接着するタイプの矯正装置で、歯の動きをコントロールします。
・およそ6か月~1年ほどで咬み合わせが浅くなります。
・写真のケースはマルチブラケット装置と呼ばれ、治療開始から1年半経過しました。
・最初は咬み合わせが深すぎて下の歯に装置が着けられませんでした。