喋る時、舌が見えていませんか?

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舌が悪い芸人さんや、舌足らずな喋り方をする人の口物をよくよく見てみると、喋っているときに舌が出ている方がいらっしゃいます。今日は、喋り方についてお話しします。

 

【舌が出る】

「サ行」、「タ行」を発音するときに舌が歯と歯の間に挟まり、見える。

 

【舌がずっと下の前歯に近い位置にある】

 話している時にずっと舌が見えている。口から前方に飛び出て発音する事もある。

 

 歯並びに原因がある場合も多いのですが、特に歯並びが悪くなくても舌を出すのが癖になってしまい、発音の仕方が正しいものではなくなるケースもあります。また、舌の筋肉の力が足りない場合にも起こりやすいため、正しい発音方法を習得しようとするには訓練が必要になります。形態によるものですと、舌が大きすぎる巨舌症や、舌のヒモが短い舌小帯付着位置異常などでも発音する際の舌の動きが上手くいかなくなります。

 

 舌のトレーニングはMFT(筋機能療法)といい、舌のどの部分の筋肉が足りないかにより訓練内容が変わります。次回の内容は、それぞれの舌の筋肉に関連したトレーニングをお伝えしたいと思います。