顎関節症のタイプ③

 

「顎関節症」には、痛みを伴うものもあります。今日はこのタイプについてお話します。

 

【顎が痛い/肩が痛いなど】

・顎の骨と頭の骨は、筋肉でつながっています。

・この筋肉が炎症を起こしたり、働きすぎたりすると疲れがでます。

・それが原因で痛みが発生します。

・噛むための筋肉は側頭部にもついているため、頭痛が出る場合もあります。

 

【顎関節の変形など】

・クッションが固まってしまい、ずれたままだと下顎の骨の部分が頭の骨に直接触ります。

・骨と骨とがこすれ続けた結果、下顎の骨がすり減ったり、変形することがあります。

・痛みが出ますし、ジャリジャリとした音が気になることが多いです。

・放置することでかみ合わせと顔立ちが変わってしまうこともあります。

 

 筋肉の痛みは、顎の運動療法、薬剤による治療、スプリントと呼ばれるマウスピースでかみ合わせの位置をコントロールすることで対処したりします。しかし顎関節の変形は手術が必要になるケースがあります。

 

 これらのほかにも、気になったらかかりつけに相談しましょう。