2024/01/25
いつもは意識しないけれど、お口の中には唾液があります。実は、唾液にはとてもたくさんの働きがあるんですよ。
①自浄自浄作用
②消化作用
③抗菌作用
④粘膜保護作用
⑤食塊形成作用
⑥pH緩衝作用
⑦粘膜修復作用
⑧再石灰化作用
⑨潤滑作用
今日は⑦~⑨について見ていきましょう。
【粘膜修復作用】
・粘膜が傷ついたとき、唾液の中の上皮成長因子とよばれる成分が修復してくれます
・このため口の中のケガは、他の部位の皮膚などに比べて早く治ります
【再石灰化作用】
・唾液に含まれるカルシウムとリンが、歯の再石灰化を促します
・飲食により、虫歯菌が酸を産生して歯が溶けますが、初期の脱灰であればほぼ元通りに
なります
【潤滑作用】
・舌や唇、のどが潤うことで発音や発生をスムーズにします
いかがでしたか?唾液には上記の他にも、脳細胞の活性化作用や老化防止作用があることが分かっています。唾液が多い人はいいのですが、少ない人は唾液を増やすためにできることがあります。次回はその方法についてお話しますね!