2020/12/11
『このごろ歯石がついてきた気がするし、そろそろ歯医者に行こうかな・・・』と思い立ったが吉日です。歯医者に通う頻度は、実は人それぞれで違ってきます。
では久々にクイズです。以下の人達の理想的な通院頻度を考えてみてください。
1 虫歯がなく、歯茎は健康で、歯石も付きにくい
2 虫歯はなく、歯茎も健康だが、歯石が付きやすい
3 虫歯はないが、歯周病で4mm以上のポケットがある
4 虫歯が少しあるが、歯茎は健康
5 虫歯がたくさんある
6 歯の生え変わりのある子ども
7 歯がない総入れ歯
いかがですか?なかなか難しい問題ですね。正解はハッキリとはないのですが(先生による治療方針もあるため)、それでも②の歯石が付きやすい人は3か月~6か月毎に通うと歯周病や口臭の心配が減ります。
③の人は1~3か月スパンで積極的に診てもらい、歯周ポケットがなくなるようメンテナンスをすることがお薦めです。
④は虫歯のできる場所や原因にもよりますが、虫歯の治療が完了したらせめて半年毎に定期検診を受けると安心です。
⑤はどんどん新しい虫歯が出来たり、治したところが再度虫歯になったりする可能性がとても高いため、あまり間隔を開けずに通う方が良いでしょう。フッ素塗布やハミガキ指導を受けると、より一層お口の中の状況が良くなります。
⑥は噛み合わせの異常や乳歯・永久歯の虫歯の早期発見につながるので、3か月~半年に一度は受診しましょう。虫歯予防の管理をしてもらうとフッ素も保険で塗ってもらえます。
⑦の総入れ歯の方は、歯がないから行かなくてもいいと思うかもしれません。しかし、時間とともに歯茎の状態が変わったり、入れ歯にヒビが入ったりするので、少しでも変だなと思ったら受診してください。
あくまでもひとつの基準ですが、参考になれば幸いです。