2021/01/31
今日は、矯正治療に関するトラブルのなかの注意事項についてのQ&Aです。
Q. 結婚式の予定があります
A. 表側からのワイヤー矯正の場合、一時的に見える範囲の装置を撤去することも可能です。また、裏側矯正やマウスピース型矯正であれば目立ちません。
Q. 取り外し式の装置を旅行先に置いてきてしまいました
A. 可能であれば取りに行くか、送ってもらってください。紛失すると作り直しになります。 作り直す場合はその装置の費用がかかります。
Q. お店でリテーナー(保定装置)を外しておいて置いたら、捨てられたようです
A. 外食先で食事の際にリテーナーを外すかと思いますが、専用のケースに保管せずに紙ナプキンなどに包んでいると、ごみと間違えて捨てられてしまうことがあります。リテーナーは外したら必ず専用のケースにしまうようにしてください。
Q. 矯正治療中に妊娠・出産がある場合はどうなりますか
A. 妊娠初期のつわりでお口の中の状態が不安定になります。頻繁なハミガキが必要にな ります。歯の動きにはあまり影響はありません。出産では体調によるため、2か月くら い治療をお休みするケースもあります。
Q. 矯正治療中に引っ越しすることになりました
A. 今まで通っていた歯科医院に通えない場合、転医といって別の歯科医院に行って治療 を続けることになります。その際、転医先の料金体制での治療になりますので、新たに費用が発生することが殆どです。そのため、矯正治療を開始する前に、治療終了まで通えるかどうかをよく考えてください。学生の場合は進学や就職で引っ越すことがありますので、治療を始めるタイミングも大切です。当院では治療途中の場合は治療の進行度合いによっての返金を行うか、お引越し先の地域に開業されている、同じ治療法の矯正専門医にご紹介します。