おくちポカンを治そう②

 お子さんのおくち、いつもポカンと開いていませんか?今日は、おくちポカンの治しかたについてお話しします。

 

【口周りの筋肉に原因がある場合】

お家で出来るトレーニング

・風船トレーニング

風船を唇で挟んでから大きく膨らませる(歯で噛まないで風船を膨らませる)。

最初は上手くできませんが、練習していると少しずつ出来るようになる。

・カード挟み

上唇と下唇の間に名刺やトランプのようなカードを挟んで落とさないようにする。

この時も歯で噛まないように、あくまでも唇の力だけで支える。

テレビを見ているときなどにやると、筋肉が緩むとカードが落ちるために気づきやすい。

・あいうべ体操

 大きく口を動かすことで口周りの筋肉を鍛える。「べー」のときは下をとがらせて前方に

 突き出す動きにする。「あっかんべー」とは違うので注意が必要。

歯科医院で受けるトレーニング

MFT(筋機能療法)

 舌の動かし方を学ぶ。衛生士や歯科医師が指導をする。やり方を覚えてもらい、自宅で

 練習してもらう。

 

【アレルギーや鼻疾患、扁桃の肥大が原因の場合】

耳鼻科に通院し、対処する。原因が取り除けないとおくちポカンも治りにくい。