親知らずを抜くタイミング

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 芸能人の小島瑠璃子さんが、親知らずを抜いたあとの顔をSNSにアップしていましたが、いつものほっそりした顎のラインはどこへやら!顔が真四角になっていましたね。親知らずを2本同時に抜いたとのことですが、可愛いお顔が違う方向に可愛くなってしまいました。きっとお仕事の都合上、一度に2本抜いたのでしょうが、なかなかの決断です。

 

今日は、親知らずを抜くタイミングについてです。

 

親知らずは永久歯列(大人の歯並び)の一番後ろに生えてくる歯で、下の親知らずに限って言えば、現代人ですとほとんどの人がまっすぐに生えられず、斜めか真横になって埋まっています。何も問題を起こさなければ抜く必要もないのですが、この斜めや真横に埋まっている親知らずのあたりが腫れてくると大変です。一度でも腫れたことがある人は、体調を崩すとまた腫れてきたりするため、出来るだけ早期に抜くことをお勧めします。具体的なタイミングとしては

 

1 腫れが引いたらすぐ
2 休日が2日以上ある前日
3 妊娠するより前

 

などでしょうか。①は腫れていると麻酔が効きにくいので、腫れが落ち着いてから。②は歯を抜いてから翌々日が一番腫れるため。③は妊娠中には母体に負担をかけることを避けたいですし、抜いた後で鎮痛剤や抗生剤を服用してもらうことになるからです。

 

 上記以外にも、持病がある方だといろいろと注意が必要になってきますので、親知らずのあたりが腫れたことがあるかたは健康なうちに抜くことをお勧めします。