2021/05/08
歯を失ってしまった時の治療の選択肢のひとつとして、インプラントがあります。今日も前回に引き続き、インプラントのQ&Aについて、詳しく見ていきましょう。
Q. 虫歯や歯周病があってもインプラントはできますか?
A. 虫歯は上手に歯磨きが出来れば治療順位が前後しても良いですが、歯周病は注意が必
要です。インプラントは天然歯以上に歯周病に対しての耐性が低いため、歯周治療をし
っかり行った後の方が良いでしょう。
Q. MRIは撮影できますか?
A. インプラントに使用している金属は磁性がないため、ほぼ影響ありません。脳などの精
密検査にも全く影響しませんので、安心して検査をお受けください。
Q. 空港で止められませんか?
A. インプラントに使用している金属はほぼチタンですので、金属探知機には反応しにく
いです。また、銀歯やインプラントにより空港で止められたというお話は聞いたことが
ありませんが、どうしても心配な方には診断書を作成いたします。
Q. 総入れ歯のケースでもインプラントは対応できますか?
A. インプラントを何本埋めるかですが、すべてご自分の歯のような感覚で噛みたいとな
るとかなりの本数必要になります。しかし、28本は必要ありません。複数本埋めて、
長いブリッジで対応できます。また、インプラントを土台として入れ歯を使用するケー
スもあります。この場合は安定性が増してしっかり噛めるようになります。
Q.ハブラシは何を使えば良いですか?
A.いつも使われている歯ブラシで構いません。ただ、補助的な清掃用具やハブラシの
当て方の工夫などが必要になります。