2021/06/06
今日は、インプラント矯正(矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療)をしてはいけない症例についてお話しします。
【禁忌(絶対にしてはいけません)】
・管理不能な重度の全身疾患
・管理不能な出血性疾患
・非協力的な患者
・薬物、アルコール、ニコチン中毒患者
・長期に及ぶ治療抵抗性の機能障害
・口腔内乾燥症
・免疫不全
・定期的にステロイド投与を必要とする疾患
・管理不能な内分泌疾患
・チタン過敏症
・創傷治癒能力が正常でない患者
・ビスホスホネートを投与されている患者
・全身状態が良好でない患者
・植立する部位またはその周囲に炎症、腫瘍、のう胞、外傷などの病変がある患者
【原則禁忌(基本的に埋入しません)】
・代謝性骨疾患
・精神疾患
・骨に対する放射線治療の既往あり
・糖尿病
・薬物性抗凝血素質、出血性疾患
・解剖学的に複雑な骨状態
・管理不能な歯周病
・妊婦
・口腔衛生不良
・治療可能な顎の異常疾患、粘膜の病的変化