幼児食について②

 今日は、前回の続きで2歳半~3歳ごろのお口の状態と、幼児食についてお話しします。

 

【2歳半~3歳ごろ】

・乳歯列期の完成

20本の子供の歯がお口の中に生えている

・奥歯が噛み合ってくる時期

ある程度の固いものや繊維質なものも食べることが出来るようになります。食材の固さは、大人が食べるよりも少し柔らかい方が良いでしょう。

噛むチカラを育てるため、果物や繊維の多い野菜を食べさせるようにしましょう。

 

 よく噛むことで唾液が多く出るようになり、虫歯予防や口臭の減少、味覚の発達を促します。また、顎の発達が良くなることで不正咬合になりにくくなります。

 

 離乳食ではないものを食べるようになってくると心配なのが窒息事故です。窒息事故の中でも件数の多い食べ物について、対策を書いておきます。

豆・ナッツ類・・・5歳以下の子供には食べさせない

ミニトマト・ブドウ・・・小さくする、調理して柔らかくする

 

 いかがですか?お子さんにはぜひ楽しく食べて、歯も体も健康に育ってほしいですね。