2021/07/06
学校検診の紙をもらってきた、というお子さんも多いのではないでしょうか。今日は、学校検診の中でも「特に注意を要する歯列・咬合」の説明をします。
・反対咬合
歯が3本以上逆の咬み合わせになっている
・上顎前突
噛み合わせた状態で真横から見て、上の前歯が下の前歯よりも8mm以上前方にある
・開咬
上下の前歯の垂直的な距離が6mm以上開いている
・叢生
隣り合った歯が、一本一本の歯の幅の1/4以上重なり合っている
・正中離開
上顎の前歯の真ん中が6mm以上開いている
・過蓋咬合
咬み合わせが深く、上下の歯を咬み合わせた状態だと下の前歯が見えない
・交叉咬合
咬み合わせた時に上下の顎が左右にズレている
これらの他にも、鋏状咬合(すれ違い咬合)や1歯のみの著しい異常でも要精査になります。上記の不正咬合は、放っておいても自然には治らず、専門家の受診が推奨されます。