2021/09/27
最近、タレントさんが矯正治療をしようと「Eライン矯正」のカウンセリングを受けたところ、担当医に
「矯正をすると鼻の下が長くなる」
と言われたとお話しされていました。
矯正治療をしたいけど、鼻の下がのびるの?と心配になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言えば、矯正治療後に鼻の下が長くなるかどうかは、治療法ともともとの歯並びや口元の出っ張り具合によります。
例えば、矯正治療をする前の状態で
・デコボコが重度
・口元が出ていて唇が閉じにくい
・もとから上唇が短い
このようなタイプの方ですと、歯を抜いての治療後にバランスが取れてキレイな口元になり、鼻の下が伸びた印象は受けにくいとおもわれます。
逆に、
・あまりデコボコが大きくない
・口元は出っ張っていない
・もとから上唇が長い
このようなタイプの方ですと、歯を抜いての矯正治療の場合、治療後に鼻の下が伸びたような印象を受けやすいと思われます。
口元のハリというのは、裏側から歯で支えられている部分も大きいため、歯を抜いて出っ歯を治した際に唇などの軟組織が今までよりも後方へ位置することになります。そのため、後方移動が大きいと、鼻の下が伸びたように感じるのです。歯を抜かずに治せる程度のデコボコだと、口元や鼻の下にはほとんど影響を及ぼしません。
矯正治療をしようかどうしようかとお悩みの方は、まず専門家に相談して心配な点を聞いてみてくださいね。