2021/10/15
佐野歯科医院では、患者さんに合ったハブラシを選ぶためのポイントなどをお話ししています。しかし、歯医者さんにかかっていない方や、通う時間が無い方は、どうやって選んだらいいか分かりにくいと思います。
今日は、ハブラシの選び方についてお話しします。
【歯周病が気になる方】
①毛先の細いもの
②ヘッドが少し小さいもの
③毛の固さが柔らかめのもの
歯周病が心配だという方におすすめなのが、毛先が細いものです。歯と歯茎の間には歯周ポケットと呼ばれる溝があり、そこに歯周病菌が住み着くからです。
この図から分かるように、歯茎に対して45°に当てると毛先が歯周ポケットに入り込みやすくなります。また、奥歯を磨こうとすると、あまりにヘッドが大きすぎた場合に斜めに当てるのが難しくなります。ハブラシのヘッドの長さが歯2本分くらいで、厚みは普通から薄めが良いでしょう。
ハブラシの毛は、固いと歯茎を傷めてしまいます。磨くときにもなるべく軽めの力で磨いくように気をつけましょう。
佐野歯科医院で取り扱っている歯科専売のハブラシで、歯周病に向いているものをご紹介しますね。GCから販売されています、ルシェロP-10です。特徴として、植毛に段差があり、短い毛と長い毛を混合させていることで良く磨けるようになっています。また、ハブラシを横に動かすだけでも歯間部にまで毛先が入り込むようになっています。カラー展開はブルーやグリーン、イエローなどもありますので、家族で色分けが出来ますよ。