2021/10/25
前回までは、保険診療についていくつかお話ししましたね。今日は、自費診療の治療費について大体の目安をお話ししましょう。
【乳歯の歯並びで、受け口を治したい】
・初診料・相談料
・資料採得
・診断料
・装置代
・月に一度の経過観察料
子供の歯ならび(乳歯列期)で、軽度の受け口になっている場合、装置での治療か経過観察で歯の生え変わりを待つのが一般的です。治療をするかどうかは、歯型をとったりレントゲン写真を撮影して骨格的な問題があるかどうかを確認し、治療が可能なようであれば装置を選択します。
歯科医院によって初診料・相談料が無料のところもありますが、5,000円くらいかかるところが殆どだと思います。新潟の大学病院では5,000円程度かかります。
資料採得は、詳しい検査をするもので、5,000~30,000円と幅があります。診断料もその歯科医院によって料金が決まっているため、詳しくは通おうと思っている歯科医院へお問い合わせください。
装置代は、どの装置を使うかによって変わってきます。この時期に使用できるのは床タイプと呼ばれる装置になります。矯正治療は装置代も高いため、30,000円以上は必要だと思っておいた方が良いでしょう。また、上記の他に技術料がかかる場合もあります。
以上のことを踏まえて考えますと、
治療費:50,000~150,000円
このくらいの幅で見積もっておくと安心です。