2022/01/26
矯正治療は費用も時間もかかります。ですから、治療はご本人の希望があるかどうかが一番大切なポイント。
しかし!それでも治した方が良い歯並びというものは存在します。
今日は、治した方が良い歯並びの例をひとつお話しします。
【子供の歯並びで、咬み合わせが横にズレている】
・上の奥歯が下の奥歯よりも内側に引っ込んでいる
・前から見て咬み合わせのズレがある
・完全に咬み合わせなければ顎はずれない
・正面から見て、顔はまだ歪んでいない
交叉咬合と呼ばれる不正咬合の中でも、幼少期のものであれば、早期の治療によって正常な咬み合わせを獲得しやすいです。逆に言えば、手を加えず放置すると悪化する可能性があります。
①乳歯から永久歯への交換で自然に治ることは難しい
②骨格性の顎のズレになることがある
③顎関節症になることがある
④成長とともに段々と顔が曲がっていくことがある
上のような心配もありますので、お子さんのお口の中を見て気になったら早めにご相談ください。