虫歯ができるまで

 今日はとても基本的な内容である『虫歯ができるまで』についてお話しします。

 

【虫歯の原因】

①菌(ムシバ菌)

ミュータンス菌と呼ばれる細菌が、歯の表面について酸を作り出します。この酸が歯を溶かす原因となります。つまり、ミュータンス菌が多い人ほど虫歯になりやすいです。

糖分

ムシバ菌のエサになります。特に、お菓子に含まれるような砂糖はミュータンス菌の大好物!酸を作るために使われるので、おやつを食べる回数が多い人や、お口の中に長い間糖分が留まるアメ、甘い飲み物をよく摂る人は、歯の表面が酸で溶かされる時間が長いために虫歯になりやすくなります。

③歯の質

歯は一人一人違っていて、エナメル質や象牙質のタイプによって虫歯になりやすい人がいます。また、生えたばかりの歯は酸に弱いため、特に虫歯になりやすいです。

これら3つの要素に時間がくわわることで虫歯が進行していきます。逆に言えば、菌を減らしたり糖分の供給を少なくすれば、虫歯になりにくいとも言えますね!