大きいレントゲンと小さいレントゲン

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 歯科医院では、大きいレントゲンと小さいレントゲンを撮ることがあります。今日は、それぞれ何をどのように見ているのかをお話ししましょう。

【大きいレントゲン(パノラマ)】

・すべての歯を一度に見ることができる

・歯を支える骨(歯槽骨)の状態も連続的に見ることができる

・顎関節の状態が見える

・上顎洞や副鼻腔と呼ばれる部位も確認できる

・親知らずを抜くとき、近くを神経が通っているかどうか確認できる

・余計な歯が埋まっているのがわかる

・歯の生え変わりがわかる

 

【小さいレントゲン(デンタル)】

・虫歯が見える

・歯の周囲の歯石が見える

・歯にヒビが入っているのがわかる

・神経の治療をするときに根っこの長さを測るため使用する

・歯根膜という歯と顎の骨の間の膜が炎症を起こしているのがわかる

・詰め物に隙間が開いているかどうかわかる

 

 この他にも用途別で撮影をします。放射線が怖いからレントゲンを撮りたくないという方も稀にいらっしゃいますが、これだけの情報をレントゲンも撮影せずに分かろうとするのは難しいことですよね。ご理解いただけると幸いです。