2022/04/17
矯正治療をする前に、必要になってくるのが分析・診断です。分析をするにあたり、以下のような資料採得をおこないます。
①顔貌写真
口元のバランスや左右対称性を見る
②口腔内写真
歯の並び、咬み合わせ、軟組織、修復されている所などを見る
③レントゲン写真
歯の本数の異常の有無、病巣の有無、顎関節の異常の有無、歯根の方向、顎骨の形態、歯軸、抜歯の適応・非適応など様々な情報が得られます
④模型（印象採得）
歯の形態、摩耗や咬耗、歯列の大きさや長さ、デコボコの度合い、咬合状態など
⑤その他
姿勢や習癖、全身疾患についてもチェックしいます
矯正治療の場合、その日に行ってすぐ治療ができないのは、このように色々分析する必要があるからです。診断が間違えば、より良い治療目標に到達できなくなります。ですから、資料採得をしたら少しお時間をくださいね。患者さんに合った治療を模索します。