2020/11/16
歯が白くてキレイな人を見ると、自分もこんな風にキレイなら・・・と思ったりしませんか?今回は歯を白くする方法についてお話しします。
皆さんも聞いたことがあると思いますが、歯を白くするにはホワイトニングをおこなうのが効果的です。ホワイトニングと一般的に呼ばれるものの中にも種類があり、薬剤を使って歯を漂白するのが正式なホワイトニングです。
たまに、歯のクリーニングのことを「ホワイトニング」と言っている場合もありますが、その場合は歯の表面の着色を機械で落とすことを指します。料金も¥5,000~¥10,000くらいで済みます。では、先ほど言った正式なホワイトニングとは何でしょう?これには3種類あります。
1 ホームホワイトニング:患者さんにピッタリのマウスピースを作り、そこに薬剤を入れて歯にはめることで歯を白くします。一日に数時間装着し、1~2週間くらいで歯が白くなります。これは患者さん自身にお家でやっていただきます。
2 オフィスホワイトニング:歯科医院でお口にゴムのマスクをかけ、歯に直接薬剤を塗って特殊な光を当てることで化学反応を起こし、30~60分くらいで歯を白くします。一回で十分白くなりますが、歯科医院に滞在する時間が少し長いです。
3 その他:神経が死んでしまった歯の中に薬剤を入れ、時間をおいて漂白することで、その歯と他の歯の色を合わせます。1本だけ色が暗い場合におこなう手法です。
ホワイトニングは歯科医師が居ないところではやってはいけない行為ですから、手軽にできるホワイトニングサロンなどは全て自分でハミガキから薬剤塗布までやる必要があります。ただ、お店や自分のやり方によっては思ったほど歯を白くできないこともあるので注意が必要です。また、自分自身で海外からホワイトニング用の薬剤やマウスピースを作るキットを輸入することもできますが、西洋人とアジア人の歯の厚みは違うため、薬剤の濃度が高すぎます。普通の日本人用の濃度でも歯がしみたり痛くなることがありますから、十分に気を付けてください。