歯石ってなんだろう?

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この前の日曜日に、イオンモール新潟南で「歯と口の健康フェア」をおこないました。そこで一般来場者の方に

「すぐに歯石がつくんだけど、どうしたらいい?」

という質問をいただきました。そもそも、どうして歯石はつくのでしょう?そして、歯石とは何でしょうか??

 

【歯石とは・・・】

・歯の表面に沈着する物質

・プラークの細菌と細菌の間にある物質が石灰化したもの

・リン酸カルシウムが主成分

 

 簡単に説明すると、上記のようになります。さらに細かく言いますと、歯茎の上に形成されているものを「縁上歯石」、歯茎の下(ポケットの中)に形成されているものを「縁下歯石」と言います。

 歯についたプラーク(汚れ)が硬くなったものが歯石ですが、なんとたった2日でプラークから歯石へ変化すると言われています。プラークはハブラシで除去できますが、歯石になってしまうと歯科医院の専用の器具を使用しないと簡単には除去できません。また、放置すればどんどん硬くなり、厚みも増していきます。表面もざらつきますので、汚れがさらにつきやすくなり、歯肉炎や歯周炎が起こりやすくなります。

 歯石が着きやすい部位はある程度決まっています。それは唾液が出る場所に近いところです。下の前歯の裏側や、上の奥歯の頬側がその場所に当たりますので、念入りにブラッシングしましょう。また、定期的に歯科医院で歯石除去(スケーリング)をしてもらうととても綺麗になります!