2023/12/08
前回、虫歯の出来るステップについてお話ししましたね。また、虫歯になりにくいタイプについても少し触れました。
【虫歯になりにくいタイプ】
- 唾液量が多い
- 唾液の性能が良い
- 食べた後にすぐにハミガキをする
- もともと口の中に虫歯菌が少ない
- フッ素を応用する
では一つずつ解説していきます。
- 唾液量が多い人はその唾液で汚れを洗い流します。
- 唾液の性能とは、お口の中に虫歯菌が作り出した酸を中和するチカラと溶けた歯を修復するチカラのことです。この性能が良いとお口の中を安定させ、歯を溶けにくくしたり、ダメージを受けた歯が修復されたりします。
- 食べ物を食べたすぐ後に歯磨きをする人の場合は、菌の餌をさっさとなくしてしまうため、菌が酸をたくさん作れません。
- もともと口の中の菌自体が少ない人もいます。
- フッ素は歯自体を酸に対して強くしてくれます。
これらの情報から、すぐにマネできそうなのはどれでしょうか。答えは③と⑤ですね!食事の後にすぐ歯磨きをするだけで虫歯が防げます。唾液の量や菌の量はなかなか変えられませんが、ハミガキなら今からでも簡単にできる方法です。また、フッ素洗口やフッ化物量が多く配合された歯みがき粉を使うことは手軽な予防になります。
いくつになっても自分の歯で、美味しく食事を楽しみましょう!