顎関節症のタイプ①

 

皆さんは、「顎関節症」と聞くとどんな症状を思い浮かべますか?

 

  • 口を開けると耳のあたりから音がする
  • 口が開かない
  • 口が閉じづらい
  • 耳の近くが痛い

 

 いろんなタイプがありますが、それぞれについてお話していきます。

 

【口を開けると音がするタイプ】

・顎の骨は頭の骨にぶら下がるようにしてくっついています。

・顎の骨と頭の骨の間には、クッションのようなものがあります。

・このクッションが顎の骨から滑り落ちてしまうと顎の動きが悪くなります。

・クッションが顎の骨にはまるとき(正しい位置に戻るとき)にパキッと音がします。

 

 このタイプは食事やあくびの際に音がして気づくことが多いと思います。対処法としては、顎の運動療法やスプリントと呼ばれるマウスピースでかみ合わせの位置をコントロールすることがメインとなります。軽度の顎関節症ですが、ここで対処法を誤ると悪化することもありますので、気づいたらご相談ください。