悪い歯並びについて①(デコボコ、叢生)

  • HOME
  • News
  • 悪い歯並びについて①(デコボコ、叢生)

今日は歯並びについてお話ししましょう。まずは問題のある歯並びの種類を挙げます。

①デコボコがある(叢生)

②隙間がある(空隙歯列)

③上の歯が出っ張っている(上顎前突)

④下の歯が出っ張っている(下顎前突)

⑤上下の歯が出っ張っている(上下顎前突)

⑥咬み合わせが深い(過蓋咬合)

⑦歯を咬み合わせても開いている(開咬)

⑧咬み合わせがずれている(交叉咬合)

上記のうち、③・④・⑦・⑧に関しては歯だけではなく顎の骨に問題があるケースもあります。また、歯並びだけではなく顔の骨が歪んでいるケースもあります。

今日は、①のデコボコがある歯並びについて説明します。この場合の歯並びの良し悪しは、顎の骨と歯の大きさのバランスが取れているかどうかで決まります。よく矯正治療が必要でデコボコの多い方への説明で使われる表現として、「3人掛けのソファーに、無理矢理4人座っている状態」などと言います。

イラストにあるようにギュウギュウに座っている状態が歯がデコボコになる原因です。

つまるところ、顎の大きさに対して歯が大きすぎるか、歯の大きさに対して顎が小さすぎるということですね。これを解決するには

①顎を大きくする

②歯を小さくする

③歯を抜いてスペースを作る

この3つの方法がメインになります。詳しくは今後、矯正治療の記事で説明しますね!