歯のない部分の治療方法~ブリッジ編~

  • HOME
  • News
  • 歯のない部分の治療方法~ブリッジ編~

なくなった歯を補うための治療のひとつ、ブリッジ。その名の通り、歯と歯を橋渡しするような治療方法です。2023年の12月23日に「ブリッジができるまで」という記事を書いていますので、そちらもご参照ください。

ブリッジとは、歯のない部分の両隣の歯を削り、そこに被せ物をし、足りない部分に「ポンティック」と呼ばれるダミーの歯をくっつけたものを指します。ブリッジで対応できる症例には限度があり、あまりにも欠損部分が多かったり、欠損部位に対する支えの歯が少なかったりすると保険適用になりません。また、仮にブリッジを作ったとしても支えになる歯が負担過重で駄目になってしまう可能性が高いです。

上の図のように、もともとあった歯を削り、そこにつなげた被せ物をセットするため、支えとなる歯がまっすぐに生えていないと治療が難しくなります。また、支えになる歯が歯周病でグラついている場合はブリッジに向きません。

自分の歯で噛むのと同じような感覚で噛めますし、取り外しは出来ないので違和感は少ないですが、それでもご自身の歯とは異なるためにより丁寧なお手入れが必要になります。特にポンティック周囲は形態が天然の歯と違うため、歯科医院で衛生士や歯科医師に正しいブラッシング方法を習いましょう。

本来であれば保険適用外のケースであっても、場合によっては保険適用になる例外もありますが、その場合は歯科医院が厚生局にその旨問い合わせる必要があるため少しお時間を頂戴しますことをご了承ください。


佐野歯科・矯正歯科医院
副院長 関川 奈都貴

~プロフィール~

2005年 日本歯科大学 新潟歯学部卒業

2005年4月~2015年3月 日本歯科大学新潟生命歯学部歯科矯正学講座 勤務

2015年4月 佐野歯科医院 勤務

Web予約