虫歯ができやすいポイント(こどもの歯)

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前回の乳歯の続きで、今回は虫歯ができやすい場所についてお話しします。虫歯のできやすい位置ですが、年齢によって変わります。

【2歳】

・上の前歯の表側

「ボトルカリエス」と呼ばれる虫歯で、赤ちゃんを寝かしつけるために哺乳瓶に牛乳や乳酸飲料、スポーツ飲料などを入れて頻繁に飲ませることでできます。お母さんのお乳では砂糖が入っていないために起きませんが、上記の飲み物を哺乳瓶に入れて飲むことで、糖分の含まれた液体が歯の表側に停滞し虫歯になってしまいます。

【2~3歳】

・上の前歯の隣りあった面

大人と似た食事を食べるので、歯と歯の間に汚れが残りやすくなります。仕上げ磨きでフロス(糸ようじ)を使うと予防できます。

【3~3歳半】

・奥歯の咬み合わせの面

溝に食べかすが残ったりして、子供自身のハミガキでは取り切れません。仕上げ磨きで膝枕をしながらよく見て磨きましょう。

【3歳半以降】

・奥歯の隣り合った面

フロスをしっかり通しましょう。保護者の方がやってあげないと、子供のハミガキだけではどうしてもきれいにするのが難しい場所です。


佐野歯科・矯正歯科医院
副院長 関川 奈都貴

~プロフィール~

2005年 日本歯科大学 新潟歯学部卒業

2005年4月~2015年3月 日本歯科大学新潟生命歯学部歯科矯正学講座 勤務

2015年4月 佐野歯科医院 勤務

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