部分矯正Q&A(その2)

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Q. 部分矯正の範囲はどこまでですか?

A. 装置を着ける最低限の歯の本数は2本です。そこから多くても片顎までを部分矯正と

言います。

Q. 部分矯正での年齢制限はありますか?

A. 特にありません。乳歯は部分矯正の対象外です。

Q. 前歯のみ部分矯正したいのですが、噛み合わせに影響はありますか?

A. デコボコを治した際に、下の歯と強くぶつかるようだと影響があります。基本的には部

分矯正で治療するときには、動かす歯と咬み合う歯との当たりもある程度調整します

が、全体的な矯正治療に比べればコントロールが出来ないため、ケースによっては注意

が必要です。

Q. 部分矯正にはどんな装置がありますか?

A. 表側からのワイヤー矯正装置、裏側からのワイヤー矯正装置、マウスピース型矯正装置、

  奥歯にバンド(金属の輪)をつけて、そこから顎の内側に太めの針金を沿わせ、内側か

ら外に向けて歯を押す舌側弧線装置と呼ばれる装置、取り外し可能な入れ歯のような

床装置などがあります。

Q. 部分矯正治療後はどうなりますか?

A. 全体的な矯正治療と同様に保定装置(後戻り防止装置)が必要です。補綴前処置と呼ば

れる、ブリッジを被せることを前提とした治療の場合は、ブリッジが保定装置代わりに

なりますので必要ありません。


佐野歯科・矯正歯科医院
副院長 関川 奈都貴

~プロフィール~

2005年 日本歯科大学 新潟歯学部卒業

2005年4月~2015年3月 日本歯科大学新潟生命歯学部歯科矯正学講座 勤務

2015年4月 佐野歯科医院 勤務