チョコレートで虫歯予防?!

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昨日はバレンタインデーでしたね、美味しいチョコレートを召し上がった方も多いでしょう。かく言う私もチョコレートを食べました!

チョコレートは虫歯の原因だった時代は、もはや過去になりつつあります。「歯医者さんが作ったチョコレート」というものがあるのをご存知ですか?これは、子供たちの好きなチョコレートで楽しく虫歯予防をしたいと願う歯科医師の発案で生まれたそうです。本来、チョコレートは糖分が多く、虫歯になりやすいものです。しかし美味しいので子供たちは食べたい。親や歯科医師は食べさせたくない。お互いの攻防が続いてきました。チョコレートを食べても虫歯が予防できれば、この悩みも解決できます。

虫歯が出来る原因はいろいろありますが、原因の一つとして砂糖が大きく関わってきます。砂糖が口の中に入ると、口の中に住んでいる虫歯菌が砂糖を分解して汚れや酸を作り出します。「歯医者さんが作ったチョコレート」は、砂糖の代わりにキシリトールが入っています。キシリトールは虫歯菌が分解できず、汚れや酸を作り出せないため、虫歯になりにくいのです。また、キシリトールは虫歯菌の成長をおさえ、歯が再度カルシウムを取り込む「再石灰化」を促進します。キシリトールは天然由来の甘味料なので、体への影響も心配ありません。砂糖よりもカロリーが少なく、同等の甘さを持ったダイエット向きの甘味料でもあります。

「歯医者さんが作ったチョコレート」は、歯科医院専売ですので、食べてみたいという方は歯医者さんで探してください。お取り寄せもできますよ!