試験前に矯正治療はしない方が良いの?

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 痛みがあると言われている矯正、試験前に始めるのは怖いですよね!矯正歯科治療は装置を着けたその日からじわじわ痛みが出てきて、装置装着2日目が一番痛い頃と言われています。ですから、試験直前に装置を初めて装着するのはやめておいた方が良いと思います。

では矯正治療中はどうでしょう?

以前から進めていた矯正歯科治療が試験に直接影響するとは考えづらいです。実際、受験中に治療をしている中学・高校生も少なくありません。すでに口の中に矯正装置が装着されていて、矯正歯科治療に慣れているのであれば問題はないでしょう。ただ、口の中の環境が変わり、そのことが少しでも受験に影響すると考えられる場合には、受験時期を避けて治療の予約をとることも選択肢のひとつです。  

当院では、試験が近づくと歯に加える力を弱くするなど、患者さんの負担が極力少なくなるように状況にあわせて治療を調整することもできます。より前向きな対策をとるためにも、矯正歯科治療をはじめる前に将来の進路希望などについてもお話をしていただくとよいでしょう。  

大切なのは、治療に伴うご本人の負担や日常生活での注意点など、正しい情報を得たうえでそれぞれの生活にあわせた治療開始時期を決めることです。