矯正装置を着けてからの生活はどう変わるの?③

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今までお口の中に何もなかったところへ、矯正装置を着けるとどう変わるのでしょうか?実際に患者さんにお聞きしたことも交えて書いていきます。

 

【食事】  

装置をつけた当初は、装置が壊れやすいことと歯の動く痛みがあることから、柔らかいものを中心に、食べものを細かく切ってゆっくりと食べましょう。装置に慣れて歯の痛みがなくなれば、ほとんどのメニューは問題ありません。  

あえて避けたほうが無難なものを挙げるとすると、お餅、お煎餅、スルメ、フランスパンなどです。ただし、これらも患者さんの中には「特に問題なく食べている」という方もいらっしゃるので、個人差があります。  

食べないでいただきたいのは、粘着性の強いガムやキャラメル、ソフトキャンディーです。これらは銀歯なども取れるほどの強力な粘着力を示すため、歯に接着剤でつけている矯正装置はひとたまりもありません。

また、飴や氷を噛むのも装置の破損につながります。硬すぎるものも避けましょう。  

食事の仕方に気を付けるだけで、装置が外れてしまう頻度がとても下がります。そうすると歯科医院にわざわざ着けなおしに行く必要がなくなるので、是非意識してみてください。

ブラケットとワイヤーをとめる小さな輪ゴムや、歯を移動させるためのゴムのチェーンなどの歯科材料は、通常透明なので、食べものによっては着色してしまいます。特にカレーを食べると黄色く染まってしまうため、カレーなど色の濃い食べものは通院の前日(通院の際、取り替えるため)に食べるという方もいらっしゃいますよ。